深夜、夜食を兼ねて若い女アナ・ローズがキッチンに忍び込んでくるという、そそるシーンが繰り広げられる。冷蔵庫は空っぽで、トラブルを巻き起こすしかない。電話口では娘を装い、義父にイタズラをすることに。期待しないのは義父が迎えに行くこと、タブーな提案が満載の熱い会話に。年上の男が若い女を自分の野性的な一面を探らせると、禁断の欲望にその線はひびく。もう片方の誘惑的な声に抗えず、誘惑に屈するアナ・ローズ。電話は熱く交わり合いにエスカレートし、最終的には義父と義理の娘の激しい出会いに至り、家族の動態の線を曖昧にし、タブーの境地を押し広げる。禁断の果実の物語で、禁断が望みとなり、タブーが当たり前になる。.